南スーダンに派遣の自衛隊員、その手当は妥当なのか?

2011年にスーダンから分離独立した南スーダン。分離から3年も経たないうちに、内戦が勃発、それから断続的に続いているようです。

 

緊迫した南スーダンに派遣される自衛隊員。

海外派遣はかなりの手当が支給されると言います。

 

私たちの税金で賄われている、自衛隊員の給与手当。

いったいいくらなのか、そしてそれは妥当なのか、ちょっと考えてみました。

 

 

南スーダンの社会情勢

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2011年に、スーダンから分離独立した南スーダン。それから続く内戦は、起きては収まり、治まっては起きるという不安定な状態が続いているとか。

これまでに、200万人以上もの人々が難民や避難民となり、また10万人を超える犠牲者が出ているようです。

 

そんな緊迫した南スーダンに、日本からも国連平和維持活動(PKO)として自衛隊が派遣されています。

 

内戦。

平和な日本にいたら、まったく想像できない現地の状況。

 

そんな場所に派遣される自衛隊員は、そして家族は、いったいどんな気持ちなのでしょうか。

 

 

 

自衛隊員の決意

この12月、自衛隊から南スーダンへ“駆けつけ警護”として自衛隊が南スーダンへ派遣されました。

とはいえ、実はもう数年にわたり、自衛隊の派遣は続いているというのです。

それほど、不安定で危険な状態が続いている南スーダン。

 

平和な日本の端っこで、普通に家庭生活を営んでいる私には想像もつきませんが、流れ弾に当たらないという保証はないのでしょうし、何かの拍子に自分が発砲して誰かを傷つけてしまうかもしれない。

そういう可能性がゼロではないとしたら・・・

 

また、蚊を媒介とするマラリアなどの危険性もあるので、厚地の制服着用。つまり日常生活を送るだけでも命の危険を感じるほどの熱さなのではないでしょうか。

予防接種や予防薬の服用などもあり、またその薬による副作用もあると聞きます。

 

 

 

自衛隊員の家族の気持ちを思う

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私の夫はサラリーマンですが、もしも自衛隊員だとしたら・・・

もしもこの緊迫した南スーダンに派遣されるとしたら・・・・

 

もう、想像しただけで心配です。

 

もしも赤ちゃんが生まれたばかりという家庭だったとして、何か月も夫不在が続くと思うと・・・

しかも、いつ帰国するのか分からないうえ、無事に帰ってくる保証がないとしたら・・・不安です。

 

そして、もしも、我が子がそんな危険地帯に派遣されるとしたら。

もう、想像すらできません。

 

実際に息子が背負うかもしれない運命に、胸を締め付けられる思いで送り出すお母さんのインタビューを見たことがあります。「(なにかあったとしても)この子が一生背負うものなのでしょう・・・」絞り出すような声が、複雑な心境を物語っていました。

 

 

 

で、手当っていくら?

さて、本題です。

そんな危険な南スーダンに派遣される自衛隊員の手当って、いったいいくらなんでしょう?

これまでにも「国際平和協力手当」として、一日1万6000円の手当が支給されていたそうです。さらに今回、「駆けつけ警護」の新手当6000~7000円が創設され、合計2万2000~3000円の手当になるとか。

ただこの新手当は「駆けつけ警護」に出動したときのみらしく。

派遣期間を通じてずっと、お給料以外に一日2万円を超える手当が支給されるわけではないようです。

 

さて、これを高いと思いますか?

 

私は・・・さほど高いとは思いませんでした。

もしも夫が、こんな危険な場所に行くのなら、そのストレスたるや想像を絶するものがあります。

派遣される本人も、ご家族も、どれほど不安でしょうか。どれほど心配でしょうか。

 

頭ではわかっていて自衛隊に入った、自衛隊員と結婚したけれど、それが現実となると、また全然違うものではないかと思うのです。

 

命やストレスをお金と交換する、というのはいかがなものかと感じる方もおられるかもしれませんが、お金以外と換えるのも難しいものがあるのではないでしょうか。

 

そう考えると、血税とはいえ、国からの命令で危険地域に派遣されている自衛隊員の方々には、少し高いくらいの手当があって良くはないだろうかと思うのです。

 

 

 

まとめ

  • 南スーダンは内戦続き。とても不安定な社会情勢。
  • 危険地域に派遣される。それには強い決意が不可欠。
  • 自衛隊員にも家族がある。その家族の不安も加味していい。
  • 新手当も含め、2万円を超える手当。ストレスや不安を考えると妥当では?

 

平和な日本にいると想像もつかない不安定な社会情勢の南スーダン。

 

そもそも、行かなくて済むなら行きたくないというのが本音だという方も、自衛隊員の中にはおられるかもしれません。

 

本当に、世界中に内戦などなくなればいいのに。早く撤退すればいいのに。と思いますが、南スーダンでは、罪もない人たちも犠牲になっている。そんな人たちには、やはり国際的な援助も必要です。

 

夫と子どもを持つ私としての考えです。

もしも派遣される自衛隊員が夫だったら、息子だったら、と思うと・・・せめて手当くらいは高くてもいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。