成人式。
小中学校の旧友と再会する場面であり、成人として決意を新たにする人生の節目です。
まあそんな大げさなことは意識しなくても、地元の友達と再会して私は割と楽しめました。
ただ、移転しており住民票が移っている方、成人式はどうなるんだろうと思っていませんか。
住民票が移っていて、その土地のものに参加しても面白くないと思っている方、それは勿体無いかもしれません。
そこでこの記事ではまず、住民票を移していたら成人式はどうなるかについて伝えたいと思います。
住民票を移していたら参加できるのか
結論から言うと、大抵できるでしょうが、問い合わせが必要です。
基本的に、成人式の招待状や各種手続きは住民票をもとに行われます。
11月後半〜12月前半に、住民票がある役所から招待状が届きます。
よって、とくにスムーズに参加するところを変えたい場合、その前の11月前半までに住民票がある自治体と参加したいところの自治体に連絡すると良いでしょう。
そのとき、氏名、生年月日、送り先住所、出身小中学校が必要になるので、あらかじめスムーズに伝えられるようにしておきましょう。
11月後半以降だと手続きが面倒になったり、招待状が届かなかったりするかもしれません。その招待状が記念品と引き換えだと、記念品がもらえないということにも。
せっかく成人式に参加するからには、人生の大きな節目ですし、招待状も含め記念となるものはぜひ欲しいですよね。
というわけで、早め早めに手続きをしましょう。
とはいっても、12月や1月になってしまっても問い合わせをちゃんとすれば対応してくれる自治体も多いです。
たださすがに1月は年始でかつすぐに成人式で、主催側や委員会に迷惑をかけかねないので、やはり可能な限り早めに、9~11月に連絡するのが良いと思います。
また市区町村によっては住民票が移っていると例外なく参加を認めない、という場合もあるようなので、どんな場合でも問い合わせはしましょう。
なお、ちゃんと調べないと住民票との違いはわかりにくいですが、本籍は関係ありません。
大学生は住民票を移すべき?
ところで、これから一人暮らしをするかもしれないという方(とくに大学生)は、住民票まわりのことが気になりますよね。
というのも、私も研究室に所属するあたりから一人暮らしするかもしれない、と考えていて気になるのです。
というわけで、住民票を移さないことによるメリット・デメリットを調べました。
メリット
・ 住民税にかんする手続きが不要
・ 国民年金に関しても、親が払うならばお知らせが直接実家に届くのはメリット
デメリット
・ 運転免許本試験が地元でないと受けられない
・ 選挙についても地元のものである
・ 成人式の案内が実家に行く
・ 地元の図書館など公共施設が利用できないことがある
・ パスポートの申請が面倒になる(戸籍謄本の取り寄せだったり、手続き書類だったりが実家に届く)
といった感じです。並べてみると数としてはデメリットが多く感じますが、定期的に帰省さえしていれば解決することも多いです。
帰省が面倒というのもありますが、ときどきは家族に顔を見せましょう。
図書館に関しては大抵大学にありますからね。欲しい本があるとは限らないですが。
家が遠いのはかなり勉学に支障をきたしますし(私がそう感じているというだけです)、将来のためにも一度一人暮らしはした方が良いのかなあ、と思います。
なお、住民票を移さなくても良い基準として「実家に1年以内に戻る」もしくは「離れているのが1年以上であっても、週末や季節ごとに実家に帰っているなど、「生活の本拠(拠点)」が実家にある場合」があります。
それに該当しない場合、住民票を移すのは”義務”なので注意してください。
まとめ
というわけで、住民票に関する注意も絡め、成人式と住民票の関係についてお伝えしました。
まとめると、
・参加は問い合わせて手続きすればできることが多い
・問い合わせはお早めに
・住民票を移してない場合招待状は実家に届く
ということです。
ではでは、素敵な20歳をお迎えください。成人の日は、2017年は1月9日です。