細胞間脂質の成分、セラミド!なぜ最近注目されてるの?

皆さんは、セラミドという物質の名前を聞いたことがありますか?

 

セラミドは、最近美容業界を中心に注目されている物質で、お肌の調子に深く関わるものなのです。

 

これから春になるにつれ、出会いの季節となります。

せっかくなので、お肌の調子を良くして第一印象からしっかり人間関係を作っていきたいですよね。

というわけでそのセラミドという物質について、今回は紹介していこうと思います。

 

 

 

まず、お肌の構造から見ていきましょう

人間の皮膚は非常によくできています。

というのは、多少引っ張ってもつねっても問題なく戻るし、押してもせいぜい多少跡がつくぐらいですぐ戻るし、お風呂に数十分入っても水は侵入しませんし。

 

その性質を実現するため、皮膚は何層構造にもなっています。

ただ、いちばん重要なのはお化粧や指と直接触れる角層です(他の部分はどうでもいいということではありませんが)。

この角層の厚さはわずか0.02 mm。髪の毛一本の太さはおおよそ0.05 mmから0.15 mm、一般的なコピー用紙の厚さは0.09 mmなので、いかに角質が薄い層かがお分かりいただけるでしょうか。

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で、角層の構造をくわしく見てみると、奥の表皮細胞が死んで固まったものである角質と、その間を繋いでいる細胞間脂質からなっています。

 

その細胞間脂質が、肌の”潤い”の決め手です。液体ですから。

「余計な角質は取るとよい」と巷で言われるように、角質は多すぎるとガサガサになります。

一方角質を取りすぎると細胞間脂質も流れてしまうので皮膚が弱くなってしまいます。

 

ということで、細胞間脂質をしっかりケアしてやることが肌の潤いの決め手になりそうです。

では、細胞間脂質はどういう仕組みになっているのでしょうか。

 

 

 

細胞間脂質を支えるのがセラミド!

より詳しく、角質と角質の間に挟まっている細胞間脂質を見てみましょう。

すると、細胞間脂質と水分がウエハースとクリームのように交互に挟まっている構造が見えてきます。

 

細かいことを言うと細胞間脂質自体も二重構造になっているのが化学的には正しいのです(図はそうなってます)が、とりあえずそこはスルーして。

角層という薄い層の中にさらに層状構造があるのです。

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で、この層状構造によって角層はなめらかに伸びたりし、また水分や皮脂を保持する力を持っています。

ある程度なら外の水分の侵入を防ぎ、また暑さ寒さにも耐えられるようになっています。

人間の体、分子の織りなす機能性はすごいですね。

 

で、この細胞間脂質の脂質の種類はいくつもあるのですが、そのうち約半分を占めるのがセラミドです。

他の脂質成分はコレステロール類や脂肪酸です。

 

そういうわけで、セラミドをケアすることが美肌への手段となるのです。

 

 

 

セラミドを補給する?

最近、セラミド配合を謳う化粧水や乳液が多数出ています。

確かにセラミドを皮膚に塗って吸収させるのは効果があるかもしれませんが、欠点としてとにかく高いことがあります。

人間がセラミドを工業的に生産するのには、とても手間がかかるのです。

 

それよりも私としては、セラミドを流出させない、という方向をまずおすすめしています。

もちろん技術は進歩しているので、将来的にセラミド配合化粧水は安くなっていくでしょうが。

 

人間の体は、セラミドを自分で合成する力を持っています。

その材料には特別なものはなく、普通にバランスよく食事していればまず不足しないようなものです。

 

なので、皮膚からセラミドを流出させないことが重要になるのです。

 

 

 

どうすれば流出させずに済むの?

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では実際、どうすれば留めておけるのか?

これは一言で言うと、「肌を大切に取り扱う」ということです。

 

例えば洗顔はまさに皮脂が取れてしまうものなので、適度な洗顔は必要ですがやりすぎるとかえって細胞間脂質が流れてしまい肌荒れを起こします。

他にもあまりこすらないとか掻かないとか、熱いお湯で洗わないとか、一般にお肌によくないと言われることの多くが細胞間脂質を流出させないためのものなのです。

 

そして洗顔をしたりして細胞間脂質が多少流れてしまった後、角質を崩さないために化粧水や乳液、美容液などを使うのです。

それでしばらく持ちこたえれば、またセラミドなどの細胞間脂質が分泌されて元通りになる。

全て理にかなっているというわけです。

 

皆さんはこれまでもそういうケアを行っているとは思いますが、それらの意味を今ここで理解した上でより意識してやっていくと良いと思います。

私もこの記事のために色々調べていくうちに細胞間脂質の意味をしっかり理解したので、今後に活かします。

 

まとめとしては、

・細胞間脂質がお肌の潤い、調子を保つ

・その中心となるのがセラミド

・セラミドをあまり流出させないことを意識する

 

ということが大切です。

 

ではでは、よいスキンケア・ライフを。