「除夜の鐘は何時から鳴らす!?」即答したいママのために

紅白歌合戦のあとの「ゆく年くる年」でよく見る、除夜の鐘を突くシーン。

普段は早寝するお子さんが、この日だけは眠い目をこすりながら起きている、というご家庭も多いのではないでしょうか。

 

あぁ、今年も暮れていくなぁ・・・

年越しそばをすすりながら感慨にふけるのもつかの間、お子さんが大きな声で言います。

「ママ、除夜の鐘って何時から鳴らしてるの?僕もやりたい!」

静かに年を越したいのに、子どもってなかなかそうさせてくれません。

毎年テレビで見ている除夜の鐘。

お住まいの地域によっては、近所のお寺から毎年聞こえてきているかもしれません。

でも、何時から鳴らしているのか、年をまたいでいるのか、よく知らない・・・という方も多いのでは?

我が家でも子どもたちに尋ねられた時即答できるよう、調べてみました。

 

除夜の鐘の回数は、煩悩の数の108回。

ご存じかもしれませんが、除夜の鐘というのは108回鳴らします。

これには諸説ありますが、現在、過去、未来に及ぶ煩悩の数を表しているというのが一般的です。

また、四苦八苦を取り除く、という意味で4×9+8×9であるという説や、月の数、二十四節気の数、七十二候の数を足したものが108であることから1年間を表すなどの説があるようです。

また、108回ではなく200回以上突くお寺もあるとか。

しかしそんなに何回も鳴らすとなると、かなり時間がかかると思いませんか?

これは、鐘の大きさにも左右されるようです。

鐘が大きければ大きいほど、特に大人が何人もかかって突くような鐘であれば、一回鳴らすのも一苦労。

ということで、鳴らし始める時間というのはお寺によって違いがあるそうなんですね。

 

一般的には、23時30分~23時45分開始

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例えば京都では、東福寺や南禅寺は23時30分、清水寺は23時45分から鐘を突き始めるとか。

そして日付が変わるときに108回目を打ち終わる、というのが一般的なようです。

私の住む鹿児島でも、近所の西本願寺は23時45分開始と記載されていました。

 

いちばん早いのは10時40分

一方で、京都でいちばん早く除夜の鐘を鳴らし始めるのは知恩院。なんと10時40分から鳴らし始めているのだとか。高さ3.3メートル、重さ約70トンという大きな大きな鐘を突く撞木(しゅもく)には太い親綱とそれより細い小綱があり、僧侶17人がかりで突くのだそう。知恩院の除夜の鐘には独特の作法と掛け声があるため一般の方々には突くことができないそうです。

ちなみにこの寺院では12月27日に試し撞きが行われるそう。これは毎年テレビやラジオなどで広く報道されるそうですよ。動画は昨年2015年の試し撞きの様子です。

 

 

宗派によっては、午前0時に一発目

新年を迎える瞬間に108回目を打ち終える、または日付をまたいで鳴らす寺院が多いようですが、日蓮正宗総本山の静岡県富士宮市にある大石寺では、日付が変わると同時に1発目を打ち始めるそう。

一発目を聞いてから「あけましておめでとうございます」・・・そうなると、普段は年の暮れを感じながら静かに眺める『ゆく年くる年』の味わいが少し変わってきそうですね。

 

まとめ

  • 除夜の鐘は一般的に108回、多い寺院では200回以上鳴らすの。
  • 普通は23時30分~23時45分ごろ鳴らし始める寺院が多い。
  • 鐘の大きい寺院では10時40分から鳴らし始めるところも。
  • 宗派によっては年が明けると同時に鳴らし始める寺院もある。

 

このように、除夜の鐘を鳴らし始める時間ってお寺によってまちまちだったんですね。

日本全国、ある程度決まっているのかと思っていました。

 

「ママ、除夜の鐘って何時から鳴らすの?」と、もしお子さんに尋ねられたら、「じゃ、鳴らしに行ってみる?」と家族で出かけてみるなんていうのもいいかもしれません。

あっ、ご近所のお寺では参拝者も鐘を突けるのか、下調べもお忘れなく。

そしてそのまま家族で初日の出を拝みに・・・ちょっとハードでしょうか。

 

ところで最近は、除夜の鐘がうるさいとの苦情で自粛するお寺もあるようです。あまりに近所であればそう感じることもあるのでしょうけれど・・・少し寂しい気もしますね。