箱根駅伝批判はなぜ起きる?3つの理由とその背景

お正月と言えば「箱根駅伝」。

 

大学生たちが200kmを超える道のりの中で、一つのたすきを懸命につなぎます。

 

毎年さまざまなドラマが生まれるし、お正月は箱根駅伝を見ないと始まらない!そんな方も多いのでは?

 

 

 

実は、私も物心ついたときから箱根駅伝派です。

 

子どもの頃は、「駅伝つまんなーい!」「とりあえず長すぎるー!」「早く終わってー!」不満たらたら。

 

親の目を盗んではチャンネルを変えて、よく怒られたものです。

 

 

 

そんなアンチ箱根駅伝だった私ですが、大人になってチャンネルを独占できる今、それでもなぜか見ちゃうのよねー。

 

結局、毎年1月2日と3日は箱根駅伝です!

 

 

 

ファンの多い箱根駅伝ですが、人気が高まるにつれて、批判を耳にするようになりました

 

ネット上でも、箱根駅伝論争がたびたび起きますよね。

 

 

 

箱根駅伝って、どうして批判されるの?

 

批判する人たちは、何が気になってるの?

 

 

 

箱根駅伝が批判される3つの理由をまとめてみました。

 

 

 

駅伝偏重!世界に通用する選手が育たない

 

最近、よく耳にする批判が、箱根駅伝が日本の陸上界の中距離と長距離のレベルを下げているというもの。

 

箱根駅伝は、1区間がだいたい20km。

 

フルマラソンの42.195kmほど長くないし、中距離といわれる5000m、10000mに比べるとはるかに長い。

 

世界でも類を見ない距離が、中途半端だと言われています。

 

箱根駅伝によって、1kmを3分ペースで走る選手が重宝され、フルマラソンではスタミナがもたず、中距離としては遅すぎる!

 

そんな偏った選手ばかりを生み出している、という批判です。

 

 

 

ん~。

 

確かに、世界的な大会で、男子選手はマラソンでも、中距離でも良い結果を残せていないような気が・・・。

 

リオオリンピックの男子マラソンでは、佐々木悟選手の16位が最高。

 

石川末広選手は36位、北島寿典選手は94位と、ふるわなかったんですよね・

 

 

 

マラソン人気が高いのに、ちっとも結果を残せていない!

 

マラソンファンが多い日本だからこそ、生まれた批判だと思います。

 

 

 

世界的な大会でメダルがとれていたら、このような批判は生まれないんですけどね・・・。

 

長距離選手も、中距離選手も、駅伝選手も、みんながんばれ~!!!

 

 

 

大学の宣伝に利用されている

 

よく耳にする2つ目の批判は、「箱根駅伝が大学の宣伝になっている」というもの。

 

箱根駅伝は、1月2日&3日の2日間、朝から夕方まで生中継されるので、確かに宣伝効果は抜群!

 

箱根駅伝に出場すると、大学の知名度が一気に高まります。

 

 

 

そこで、大学側は、駅伝で活躍しそうな選手達を全国各地から(ときには海外からも!)集めます。

 

中高生で、同じ陸上競技をやっていても、中距離や長距離選手ばかりが優遇されがち。

 

選手を宣伝に利用しすぎ!

 

そんな批判が起きています。

 

 

 

日本では少子化がどんどん進んで、大学全入時代と呼ばれるようになってきました。

 

学費が高い私大は、生徒を集めるのに必死!

 

そんな背景があるからか、箱根駅伝2017の出場校は、ぜ~んぶ私立の大学です。

 

 

 

でも、これ、個人的にはしょうがない気もしています。

 

大学も、それぞれ特色を出していかないと、生徒が集まらないですもんね。

 

そのための手段の一つとして、駅伝に力を入れている!駅伝が強い!

 

そんなアピールはあっても、いいのかな・・・。

 

 

 

皆さんは、どう思いますか?

 

1%でも、スポーツを宣伝に利用するなんて許せない?

 

 

 

お涙ちょうだいの演出が嫌い!

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箱根駅伝で毎年のように使われるお涙ちょうだいの演出。

 

 

 

お涙ちょうだい演出その1。

 

過酷なコースの途中で、意識朦朧とする選手。

 

それでも、たすきをつなごうと、ふらふらしながらも必死に前に進みます。

 

そして、監督に諭されて、無念のリタイア。

 

 

 

お涙ちょうだい演出その2。

 

たすきをつなごうと必死に走る選手たち。

 

しかし、無情にも、繰り上げスタートの時間が迫ります。

 

走ってくる仲間が見えているのに、繰り上げスタートを余儀なくされる選手たち。

 

たすきをつなぐことができなかった選手は悔し涙をにじませます。

 

 

 

箱根駅伝って、この2つ好きよね・・・。

 

感動を呼ぶための定番の演出となっている感じがします。

 

 

 

箱根駅伝好きの私ですが、私もこの演出の仕方が好きじゃなかったりします。

 

特に、ふらふらしている選手は、かわいそうになってしまって・・・。

 

長時間映さなくてもいいのになぁ、と思ってしまいます。

 

だから、私は、お涙ちょうだい演出になったらチャンネルを変えちゃいます。

 

 

 

私のように、お涙ちょうだいがあまり好きじゃない方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、きっと、それ以上にお涙ちょうだい好きが多いから、テレビでは必ず取り上げられるのだと思います

 

 

 

感動する場面は、人それぞれ。

 

見たい場面も、人それぞれ。

 

公共の電波を通して見るテレビは、どうしても大多数の意見に影響されやすいですよね。

 

 

 

戦争もなく、安全なものを美味しく食べられる平和な日本。

 

感動に飢えている人が多いのかもしれませんね。

 

 

 

まとめ

1.箱根駅伝を重視するあまり、マラソンと中距離で世界的に活躍する選手が育たない。

 

2.箱根駅伝が大学の宣伝に見えてしまう。

 

3.視聴率を上げるための「お涙ちょうだい演出」が好きじゃない。

 

 

 

いろんな批判がありますね・・・。

 

それでも、頑張って走る選手たちに罪はなく、箱根駅伝が好きなこともちっとも悪いことじゃありません。

 

 

 

「批判が多い=注目度が高い」ということ。

 

箱根駅伝人気が不動のものになりつつある証拠だと思います。