芸術の秋到来!!心に響く名作キャッチコピーを見てみませんか?

こんにちは。

 

突然ですが、皆さんは印象に残ったキャッチコピーは何か?と訊かれ、何か思い浮かびますか?

 

私はまず、ジブリ映画『紅の豚』の、「カッコイイとは、こういうことさ。」を挙げます。

『紅の豚』を見たことがあれば、ぜったい頷ける。

 

キャッチコピーというのは、芸術です。

言葉で何かが表現されて、私たちはそれを受け取ることができる。

 

まさに今の季節は、芸術の秋です。

なので、名作キャッチコピーを色々と見てみましょう。

紹介の前に

キャッチコピーに解説は蛇足、という考え方もあるでしょうが、一応背景は少しだけ解説しようと思います。

 

あと、本当は紙面での配置、一緒にある絵、フォントや大きさなんかもコピーには重要な要素です。

が、複雑になりますし、紙面の関係上、あえてここでは言葉だけで味わえるものを色々紹介することにします。

 

ぐっと来たもの、なんか良さそうなものがあったら、ぜひ検索をして画像も見てみてくださいね。

画像つきだと素晴らしさがまたありますから。

すぐれたコピーは言葉だけでもぐっときますけど。

 

あと最後に少しだけ、いいコピーというのはどういう特徴があるかも少し書こうと思います。

皆さんがキャッチコピーを考えなきゃならないときに役立つでしょう。

会社のプレゼンテーションとか。

ジブリ映画には名句が多い

ジブリ映画は、私達の心に染み渡ります。

それはキャッチコピーも、そうなのです。

 

まずは冒頭に紹介した、『紅の豚』の

 

「カッコイイとは、こういうことさ。」

 

を挙げます。

 

『紅の豚』は、豚の姿になった退役軍人が、凄腕の空賊を相手に「金と女をかけて」空中戦をするというカッコイイ物語です。

本当にカッコイイんです。

 

いきなりジブリの中では異色な話ですが、カッコイイのが私は大好きなので紹介しました。

 

 

 

続いて、

 

「好きなひとが、できました。」

 

を挙げます。

 

これは、『耳をすませば』のコピーです。

『耳をすませば』は、あまりにも爽やかすぎる青春ストーリーで、私のようなキラキラとしていない青春を送った人間には、とてつもない破壊力をもって後悔が襲いかかってくるタイプの物語です。

 

それでこの純粋無垢な(私の印象です)一行。キャッチコピー。

私は死にました。

 

 

 

さて、気を取り直してジブリからもう一つ。

 

「生きねば。」

 

ご存知『風立ちぬ』ですね。

戦争の時代を生きる若者を描いた物語(って書くだけじゃ内容がほとんど伝えられてませんが)にこのキャッチコピー、というだけでも、このたった5文字の輝きがわかります。

 

 

 

以上3つについて、語ってみました。

ちなみに前2つが糸井重里、『風立ちぬ』は鈴木敏夫プロデューサー作のコピーです。

一流の会社、一流のコピー

一流のメーカー・お店などのコピーも、やはり良いものがいろいろあります。

ここで紹介できるのはごく一部ですが、書きます。引用します。

 

 

 

「あなたの夏が、私の夏でありますように」

―西武セゾングループ

 

ちょっともう、解説不要ですね。

 

 

 

「ひと目で義理とわかるチョコ」

―ブラックサンダー

 

ジブリ、西武セゾンの感動コピーのあとにこれかい!と言われそうですが、いやいやこれも語りかけてくるものです。

 

ブラックサンダーの位置づけを的確に捉え、それをバレンタインという文脈に載せてひとことで表すセンスがあるのです。

絶対印象には残るじゃないですか。悪い印象ではない。

それを植え付けられる時点で、やはり強い言葉です。

 

 

 

「美女も野獣。」

 

これはエバラ焼肉のたれのキャッチコピーです。

焼肉のたれのおいしさを的確に、かつ『美女と野獣』というよく知られたタイトルをもじり、耳に残るように表しています。

 

感動コピーというわけではありませんが、感動だけが印象に残らせるものじゃないというもう一つの例です。

よいコピーの特徴・まとめ

よいコピーの特徴は、

 

・短くシンプルに

・スッと意味が入ってくる言葉選び

・伝えるため、はっきりと言い切る。

・意味は深く、想像させられる

 

という特徴があります。

キャッチコピーにかぎらず、デザインの原則にも通じるものがあります。

 

 

 

例えば、家のセキュリティシステムについて、

「日本中の家は道路上に放置されていると言える」

というコピーを作ったとしましょう。

 

ただ、別に日本中という注釈は不要ですよね。

家自体の話なので、その場所は関係ない。

的確に指し示せていません。

 

また、〜と言える、というのは、なんか曲解っぽい。

ほかの解釈もあるというような自信の無さも感じ、意味が響いてきません。

そこで、これらを削り、

 

「家は路上に放置されている」

 

とするのです。

これは、セコムのキャッチコピーです。

(なお、余計なものを加えたバージョンはコピー作成者のものではなく、私が適当に付け加えただけです。)

 

これこそが、いいコピーの要件なのです。