だるまの目入れ、忘れていませんか?時期とその入れ方

だるまの由来は、中国禅宗の開祖、ボーディダルマ(bodhidharma)にあります。

達磨大師とも呼ばれます。

5世紀後半から6世紀前半の人で、壁に向かって九年の座禅を行ったことによって手足が腐ってしまったという伝説があります。

そこからあの丸っこい、手足のないフォルムになって日本に伝わってきています。

 

だるまの雑学はともかく、皆さんだるまの目入れについて知っていますか?

私も大学受験性のときに片方目入れをしたのは覚えているのですが、もう片方はいつやるのか、また左右どちらから入れるのかを忘れてしまいました。

 

というわけでこの記事を書くときに改めて色々調べてきたので、皆さんに紹介したいと思います。

だるまの色は?種類は?

だるまにも地域や色によって、様々な種類があります。

代表的なのは「高崎だるま」(群馬県高崎市)で、シェアでいうと80%ほどだそうです。

だるまで一般にイメージされる赤い胴体とくぼんだ白い顔、そして大きなまゆ毛とヒゲはこのだるまの特徴です。

 

またカラフルなだるまとして、土肥達磨寺(静岡県伊豆市)に5色のだるまがあります。

道教で「空風火水土」を象徴する「青、黄、赤、白、黒」で5色です。

気分だったり、風水を調べてみたりして願掛けの種類によって変えてみても面白いかもしれませんね。

 

私が受験生のときは、だるまの種類はわかりませんが普通の赤色だったかなと思います。受験は成功しました。

 

最初の目入れは?

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最初に黒目のないだるまを買って、片方に目入れをします。

 

目入れするタイミングは、一般には願いを込めるときとされています。

受験生ならたぶんセンター試験前日ですね。

ただ1/19に入れるとより良いとか、先勝の日の午前中や友引・大安の日に入れるとより良いという話もあります。

 

で、願いをこめながら、だるまの左目(向かって右)に目を入れることが多いです。

たまに選挙などでは右目に入れている場合もあり、とくに違いもないようなのでどちらでもいいのかもしれませんが。宗派によっても違うかもしれないので、お店の方に訊いてみましょう。

 

日付も左右も色々あるという紹介しかしていませんが、例えば左右についての由来をみても、

・「右に出るものはいないから」説

・だるまの赤は火をあらわし、火は南の方位を示す。これは陰陽五行によるもので、東より物事が生まれ、西で無くなるといわれており、だるまを仏壇と同じ南に向けた場合、東が左目、西が右目の方向を示しているから。という説

・達磨の左目は「阿(あ)」(始まり)、右目は「吽(うん)」(終わり)を表すから説

などたくさんあり、正直1つには定まりません。

なので結局、どの日に願いを立てればやる気が出るか、が鍵となるのかもしれません。

 

なお私自身は、願いをこめるといっても「誓いを立てる」といった感じで、「この大学に一生懸命勉強して合格し、また入学後も云々」というような思いを込めるものだと思っています。

達磨大師に願いを任せるのではなく、宣誓する感じです。

これを守れば日付はなんでも良さそうです。

もう片方の目入れは?

もう片方は、願いが成就したときに感謝の気持ちを込めて入れるそうです。

もし願いが成就しなかったり、まだ結果が出なかったりしても、年末(多くは大晦日)に目を入れます。

 

というのは、だるまさんは具体的な願い事だけでなく家内安全や無病息災なども受け持ってくださっているので、1年間ありがとうございました、という思いを込める必要があるのです。

 

で、目を入れただるまさんはお焚き上げで供養します。ただしどんど焼き(左義長)で焼ける場合とそうでない場合があるので、最寄りの神社や店員さんに確かめてみましょう。

 

で、供養するとともに新たなだるまさんに願をかけるわけです。

まとめ

というわけで、「様々な説がある」という紹介の仕方はしてきましたが、一般的には

・最初は左目(向かって右)に入れる

・入れる日は先勝の午前中、大安、友引

・願いがかなったときや年末に右目を入れる

・1年ごとに供養する

という流れが多いです。

 

だるまさん、かわいいですが、1年ごとにしっかり供養することを忘れないでくださいね。あと、願いは同時に誓いでもあるので、ぜひだるまさんに掛けて夢を叶えてください。