知られざる名山、磐梯山はもう山開きしている!?でもどんな山?

皆さんは、磐梯山をご存知でしょうか。

 

磐梯山(ばんだいさん)は、福島県にある山です。

活火山ですが、その火山活動は比較的落ち着いています。

 

磐梯山は、毎年5月の末ぐらいには山開きしているので、夏が来たらすぐ登ることができます。

この記事を書いている段階ではすでに山開きしています。

 

で、この磐梯山、いまのところそんなに知名度は高くありませんが、実はすばらしい景色がいっぱいあります。

そして、その景色はただきれいなだけでなく(もちろんきれいです)、それができた経緯を知ると非常に面白いのです。

 

と、いうことで、どんな景色があるか、それを紹介していきたいと思います。

磐梯山の登り方

磐梯山には、いくつかの登山ルートがあります。

その中でメジャーなのが、八方台登山口からのコースと、裏磐梯登山口からのコースです。

 

名前を聞いてもよくわかりませんが、八方台登山口は比較的初心者向けのコースで、2時間ほどで登れます。往復で4時間ちょい。

一方裏磐梯登山口は、行きのルートは少し長くて3時間半、帰りのルートは2時間半と少し長いです。

 

体力にちょっと自身があるという方は、ぜひ裏磐梯登山口からのルートを試してみてほしいです。

というのは、ここが「できた経緯を知るととてもおもしろい」と思える景色が満載のルートだからです。

 

では、どのような景色があるか、それをご紹介します。

磐梯山ってどんな山?

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さっきも言いましたが、磐梯山は火山です。

それも最近までけっこう活動的でしたし、今でもガスなどには注意が必要です。

火山の活動情報は事前に調べておきましょう。

 

磐梯山は、明治時代に大噴火を起こしました。

どのくらいの大噴火かというのは説明しにくいのですが、この記事を読んで行ってみるとなんとなく実感します。

 

裏磐梯登山口からのルートにはいくつも池や沼、湖があります。数えると300あるとかなんとか。

 

これはなんと、ほとんどが明治の大噴火によって川がせき止められてできたものなのです。

最大の湖は縦18 km、横1 kmの細長い形の桧原湖(ひばらこ)です。

それ以外にも大小さまざまな湖があり、火山のすごさを垣間見ることができます。

 

その周りには自然が復活していて、自然の再生力というものにも驚かされます。

他にも色々、噴火の影響が!

他にも、明治の大噴火の影響を各所で見ることができます。

その一つが火口壁です。

通称爆裂火口壁。

 

どれが火口壁かわかりにくいかもしれませんが、登山ルートに爆裂火口壁を登る部分があるので、めちゃきつい傾斜と手すりが現れたらそれだと思ってください。

それも噴火の水蒸気爆発により、山が崩壊してできたものです。

 

 

 

また、火口の近くには銅沼(あかぬま)という沼があります。

これも噴火の影響でできたものですが、色々と特徴的です。

 

まず、とにかく茶色い。普通の池の土の茶色とかじゃなくて、さびた鉄のような茶色さです。

 

これは水酸化鉄(III)による色です。

高校でやりましたね。え?知らない?

まあ要は鉄のさびの茶色と基本的には変わりません。

銅沼だけど色は鉄によるものというのが、これもちょっとおもしろいです。

 

他にもマンガンなどの成分も岩石や灰から溶け出して、そのような茶色になります。

いい写真が用意できませんでしたが、ぜひ実際に行って確かめてみてください。

 

周りの自然は普通に緑だったり、空は青かったり白かったり、様々な色の変化を見られます。

まとめ・登るときの注意

ということでまとめると、

・明治時代の大噴火でできた池や湖を見よう

・その色も観察して、火山の凄さを感じよう

というのが、今回の内容でした。

 

 

 

登るときの注意として、まずしっかり準備して行こうということがあります。

 

長沢で長ズボンは暑いですが怪我しないために必須です。

雨のあとは水たまりが激しいこともあるので、登山靴もほぼ必須です。

 

また、日差し避けに帽子も必要です。

ところによって急な斜面を手すりをつかって登るところがあるので、軍手も必要になります。

 

それらの準備をしっかりすれば、磐梯山の素晴らしい景色があなたを迎えてくれることでしょう。

ではでは、楽しんできてください。